練習の質を高める


筋トレもバスケIQ向上もあくまでプラスアルファの効果です。
筋トレばかりやったら当然ですが筋肉が付くだけです。
フィジカルの向上によって相対的に有利にはなりますが(他人と比較してという意味)、
バスケがうまくなる訳ではありません(うまくなっている様には見える)。
バスケがうまくなる為にバスケの練習をしましょう。
以下の練習がおすすめです。


練習方法1:量稽古
練習方法2:寝てシュート
練習方法3:実戦的シュート(ジャンプシュート)
練習方法4:実戦的シュート(レイアップ)
練習方法5:左手
練習方法6:試合でミスしたプレーを練習する
練習方法7:壁当て




量稽古


「練習の質を高める」といきなり矛盾しますが、
シュートの精度を上げるにも、
飛距離を伸ばすにも、
量稽古が必須です。
弱小高と強豪校の違いは選手のレベルや設備でなく、練習時間だそうです。
漫画「大きく振りかぶって」より

シュート100本入るまで連続で打って下さい。
連続です。
チーム練習を終えた時に「数えてみたらシュート100本打っていたなぁ」はダメ。
100本、または200本入るまで連続で打てば、それを何日もやれば、
嫌でもより入るフォームが見つかります。
嫌でもより筋力に頼らない筋肉の使い方が見つかります。
嫌でもあなたのフォームはなめらかになります。

これをほぼ毎日繰り返した時、
あなたのシュートはほとんど入る様になっているでしょう。
(どんなに変なフォームでも量をこなしている人のシュートが入ってしまうのは不可解だけれど絶対的な事実です。)
DFにマークされていてもほんの少しのスペースと一瞬の隙を見つけて打てる様になっているでしょう。
3Pも楽に届く飛距離を身に付けているでしょう。
ちなみに元日本代表(女子):矢野選手はチーム練習後、500本入るまで帰らないとか漫画みたいな事やってたそうです。
バスケだけをできる環境でないと時間や場所に制約があるでしょうし、
既に地位を築いていたのでリバウンド&パスしてくれる人がいたからこその数字ですが。
100本~200本は現実的で、かつ効果の出る最低ラインです。


寝てシュート


古典的練習方法ですが、家の中で寝転がり、天井に向かってシュートです。
リングがないとつまらないので5分で飽きますが十分です。
左右にずれなくなります。
飛距離アップにも効果あり。

関連ブログ:5分で最も効果のあるシュート練習

実戦的シュート(ジャンプシュート)


ひたすらシュートも効果ゼロではありませんが、
リングから跳ね返ってきたボールをキャッチしてそのままシュートというシチュエーションではゲームではほとんどありません。
「練習ではできるのに試合ではできない」はバスケに限らずよく聞くフレーズですが、
正確には「試合では通用しないが練習ではできる」です。
試合の方が敵がうまい等の条件が厳しいだけ。実力不足。
「ミドルシュートは入るけど3Pは入らない」と言ってるのと同じです。

練習の方が味方が凄くうまい等の過酷な環境で、かつ周りが驚く様なプレーをするが、
逆に試合になると集中を切らしてしまう…という意味で「練習ではできるのに試合ではできない」なら、
そういう人はすみません。アメリカに行って下さい。

そうでない人は練習でできる事を増やしていき、試合で通用するスキルを身に付けなくてはいけません。
同じ様に「個人練習ではできてもチーム練習ではできない」もスキル不足。
相手が居ない前提でのスキルが身に付いたら、次はうまいDFを相手にしても通用するスキルを目指して普段から練習しましょう。

・前後左右にドリブル後シュート
・ターン後シュート
・ジャンプキャッチ後即ジャンプシュート(ゴール下的に)
・フェイク後シュート
・フェイダウェイシュート
・クイックリリースシュート
・筋トレ後シュート
・フットワーク練習(短距離ダッシュ等)後シュート

2人以上いる時
・人に見られている状態でシュート
・DFされてからシュート
・押してもらってからシュート

関連ブログ:
クリス・ポールのトレーニング
フェイダウェイ?クイックリリース?
練習では試合の様に、試合では練習の様に~日立:佐藤稔浩~




実戦的シュート(レイアップ)


実戦的練習が必要なのはレイアップシュートも同様です。
ゲームの流れ、勢いを左右するという意味では、
使用頻度はジャンプシュートに劣るものの重要度では勝るレイアップシュート。
速攻時のノーマークレイアップシュートを入れるのは当然。
色んな場所から、色んなタイミングで、DFにマークされながら等色んなシチュエーションでレイアップを決められる様に練習しましょう。

関連ブログ:もうレイアップは外さない

左手


「砂の栄冠」という野球漫画に、普段とは反対の手でボールを投げる・取る(グローブも逆)という練習により、
本来の手に戻した時の精度向上が見込める、と描かれています。
その真偽は分かりませんが、野球に限らずフェデラー(テニス)、ダルビッシュ(野球)等、多くのプロスポーツ選手がこの「利き手の反対で練習」を実践しています。
効果は競技にもよると思いますが、ことバスケに関してはどの競技よりも高いでしょう。
なぜなら実際に使うから。
左手ドリブル、左手レイアップ、左手フックシュート。
ジェイソン・キッドは左手ばかりでドリブルやレイアップ練習をやり過ぎて左の方が得意になってるそうです(笑)。
ちなみにコービーの左手ジャンプシュートを見た事があります。台形付近からですが。
右側からのDFのブロックを防ぐ為に左で打ちました(そして決めました)。
公式戦です。相当練習していないとできない事です。
ちなみに筋肉の量を左右均等にする事で重心が安定し、より前後左右に動きやすくなるという効果は確実にあります。
ここで言っているのはそれではありません。
しかしそういう効果も最低限あるのでとにかく利き手の反対側での練習もしましょう。

関連ブログ:左を抜く


試合でミスしたプレーを練習する


学生さん等、チーム練習の時間が長い人は気を付けて欲しいです。
DFがいない前提のシュート練習は試合であまり役に立ちませんが、
常にDFがいる状態でのシュートばかり打っていてもなかなか入る様にはなりません。
要は試合やチーム練習でうまくいかなかった事、もっとうまくやりたかった事を、
個人練習時に練習しなくては上達の速度は遅い、という事です。
豊玉の元監督の哲学に「好きなプレーを多く練習する事でもっとバスケが好きになる」というものがあります。
それは確かに真理かも知れませんがそれでは多分勝てないですし、負けると楽しくなくなるという事もまた真理です。
個人練習時は試合やチーム練習時のミスを思い出し、それを克服する様な練習を心掛けましょう。

関連ブログ:ミスしたプレイを練習する


壁当て


シュート飛距離を伸ばす練習です。

やり方
3Pライン付近、自分の距離限界ギリギリ、ボード正面からボードに向かってシュートします。
リングに入れてはいけません。
跳ね返ってくる→ひたすら繰り返す。
あくまで短時間で長距離シュートに必要な筋力を行使するトレーニングです。
下半身、上半身ともに、3Pに必要な筋力を効率よく鍛えられます。

関連ブログ:レジー・ミラーみたいな3Pが打ちたい!